大府市梶田町の家族で通える歯医者むし歯予防・小児歯科・マタニティ歯科お口からはじめるアンチエイジング

歯周病治療

歯周病とは

歯がグラつく・血が出るなどのお口のお悩み

歯周病は、歯垢(プラーク)に潜む歯周病菌が原因で発症する、歯ぐきの炎症性疾患です。放置すると、歯を支える歯槽骨が徐々に溶かされ、最終的には歯を失う原因となる可能性があります。実際、歯を失う原因として最も多いのが歯周病だと言われています。初期の歯周病では、自覚症状がほとんどないのが特徴です。重症化すると治療も困難になるため、自覚症状がない段階でも定期的な歯科検診を受けることが大切です。

こんなお悩みはありませんか?

歯ぐきから

血が出る

歯茎が

腫れている

歯や歯ぐきに

痛みがある

口臭が

気になる

当院の歯周病治療の特徴

point

01

顕微鏡で原因菌を特定

当院ではまず顕微鏡を用いて歯周病菌などの状態を確認します。歯周病菌やカビはほとんどの方に見られますが、その状態は人によってさまざまです。 原因である菌を特定し、薬でその症状をおこしている菌を退治、治療します。

point

02

必要に応じて抗生物質を処方

歯周病の原因となる特定の細菌を分析し、その細菌に対して薬物療法が有効であると判断された場合、歯周内科的なアプローチを取り入れることがあります。
抗菌薬は、歯周病菌を殺菌することで、炎症を抑え、歯周組織の回復を促進する効果が期待できます。結果的に歯石除去などの処置に伴う痛みを軽減し、治療期間の短縮につながる可能性があるのです。ただし、抗菌薬は万能薬ではありません。歯周病の根本的な治療には、歯垢や歯石の除去が不可欠であり、抗菌薬はあくまで補助的な役割となります。

歯周病と全身疾患の関係性

歯周病は、全身の健康にも大きな影響を及ぼす可能性があります。歯周病菌は、歯ぐきの毛細血管などから体内に侵入し、強い毒素を放出しながら全身を巡ります。その結果、動脈硬化に伴う心筋梗塞などの心臓病や、糖尿病の発症・進行との関連性が指摘されています。

糖尿病

糖尿病と歯周病は、互いに悪影響を及ぼし合う関係にあります。糖尿病になると、免疫力が低下し、歯周病にかかりやすくなります。また、歯周病によって歯ぐきが炎症を起こすと、血糖値が上昇しやすくなり、糖尿病のコントロールが難しくなるのです。歯周病の治療によって血糖値が改善したという報告もあり、糖尿病の方は特に歯周病の予防と治療に積極的に取り組むことが重要です。

早産・低体重児出産

妊娠中は、女性ホルモンの影響で歯ぐきが腫れやすく、歯周病にかかりやすくなります。特に歯周病が進行すると、早産や低体重児出産のリスクが高まるので注意が必要です。
これは、歯周病菌が産生する炎症性物質が、子宮収縮を促すホルモンに似た働きをするためと考えられています。妊娠中の女性は、定期的な歯科検診を受け、歯周病の予防に努めることが大切です。

脳梗塞

歯周病菌は、脳血管内でプラーク(動脈硬化の原因となる脂肪の塊)の形成を促進する可能性があります。結果的に、血流を阻害し、脳梗塞の発症リスクを高めてしまうのです。

心臓病

歯周病菌は、心臓疾患の発症にも関与している可能性があります。歯周病菌が血管内にプラークを形成し、心臓の血管(冠動脈)に付着することで、血流を阻害してしまうのです。結果的に心筋梗塞などの心臓疾患のリスクを高める可能性があります。

歯周病の進行度

  1. STEP
    01

    歯肉炎

    症状

    細菌の毒素により歯ぐきに炎症が生じ、赤く腫れた状態です。痛みなどの自覚症状はほとんどありません。この段階でのクリーニングやメインテナンスを怠ると、症状がさらに悪化してしまいます。

  2. STEP
    02

    軽度歯周炎

    症状

    歯ぐきに軽度の炎症が生じ、歯磨き時に歯ぐきから出血することがあります。歯と歯ぐきの間には歯周ポケットが形成され、歯垢や歯石が付着しやすくなります。

  3. STEP
    03

    中等度歯周炎

    症状

    歯周病菌により歯槽骨が溶かされ始めています。歯周ポケットも深くなり、汚れが溜まりやすい状態です。口臭が気になったり、歯がグラつく感覚を覚えたりすることが増えてきます。

  4. STEP
    04

    重度歯周炎

    症状

    歯槽骨の半分以上が破壊され、歯を支えることが難しくなっています。歯を指で押すとグラつきがはっきりとわかり、歯ぐきから膿が出ることもあります。歯が抜け落ちるリスクが高いため、迅速な歯科治療が必要です。

歯周病治療の流れ

  1. 歯周ポケットの検査

    歯と歯ぐきの間には歯周ポケットと呼ばれるすき間があります。通常2mmくらいの深さですが、この溝が深いと食べかすや汚れがたまり、そこで細菌が増殖してますます溝が深くなっていく悪循環がうまれます。

  2. 歯周ポケットの掃除・ブラッシング指導

    歯周ポケット内のよごれ(歯石や細菌)を専用の器具を使って徹底除去します。
    あわせて歯科衛生士が普段のセルフケアにおけるブラッシング指導をおこないます。

定期メンテナンスで健康な口腔環境を維持

歯周病は一度なってしまうと、完治するのが難しく、また変わらない生活習慣から再度悪化してしまうといったことも少なくありません。 日常の正しいケアと歯科医院での専門的なケアで、健康な口腔環境を維持していきましょう!

TEL:0562-77-2724

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診療時間: 15:00~19:00